飛騨牛の美味しいお召し上がり方

\ 最高の素材を、最高の状態で楽しもう!/
【塊肉編】 【ステーキ編】

【焼肉編】 【ローストビーフ編】
【グリル編】 【しゃぶしゃぶ編】
【すき焼き編】 【BBQ編】
A5等級の飛騨牛を手に入れたら、
焼き方にもこだわりたいところ。
でも、難しく考える必要はありません。
ちょっとしたコツさえ押さえれば、

誰でもご家庭で極上の味わいが楽しめます。

【塊肉編(ブロック肉)】
1. 準備 〜最高のごちそうは、焼く前から始まっている〜
塊肉は中心まで火が通るのに時間がかかるため、冷蔵庫から出して1〜2時間かけて常温に戻すのが絶対条件です。中心温度が低いままだと、表面だけ焼けて中が生のままになってしまいます。

表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き、粗塩と黒胡椒をたっぷりとすり込む。シンプルな味付けが、飛騨牛の旨みを一層引き立てます。

焼き上げ後の“休ませ”を見越して、食べる時間から逆算して調理を開始しましょう。

2. 焼き方 〜時間を味方につけるロースト術〜
■ フライパン+オーブン派(王道)
フライパンで全面を強火でしっかり焼き目をつける(各面30秒〜1分)

予熱したオーブン(120〜140℃)に入れ、中心温度が55〜60℃になるまで加熱(目安:500gで約20〜30分)

焼き上がったらアルミホイルで包み、15〜20分休ませることで、肉汁を落ち着かせます。

■ フライパンのみ派(手軽に)
弱火+蓋をしてじっくり火を入れることで、家庭でもジューシーな仕上がりに。途中、上下を返しながら内部温度を確認しつつ調整を。

※中心に温度計を刺すのが確実です(レア55℃・ミディアム60℃が目安)。

3. お召し上がり方 〜ナイフを入れた瞬間から、ごちそうの始まり〜
休ませた後は、繊維を断つように厚めにスライスしてご提供。まずは何もつけずに一口。飛騨牛の旨みがじわっと広がります。

その後は、
・岩塩+レモン
・ガーリック醤油
・バルサミコソース
・わさび+醤油
など、お好みでアレンジして味の幅を楽しんでください。

豪快に見えて、繊細な仕上がり。
それが塊肉で味わう飛騨牛の、格別の魅力です。

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【ステーキ編】
1. 準備 〜極上の一枚に、ひと手間の愛情を〜
飛騨牛は「常温に戻す」ことが美味しさの鍵。
冷蔵庫から出して30〜60分ほど室温に置き、肉全体の温度を均一にしておきましょう。こうすることで、中心までやさしく火が入り、ジューシーさが際立ちます。

塩は焼く直前に。
粗塩を片面ずつ軽く振ることで、肉の旨みを引き立てます。コショウは焦げやすいので、仕上げにどうぞ。

2. 焼き方 〜香ばしく、しっとりと〜
フライパンは鉄製がおすすめ。油はサラダ油や牛脂を薄くひいて、煙が出る直前までしっかり予熱します。

ステーキ肉は片面1〜2分ずつ強火で焼き、香ばしい焼き目をつけましょう。その後、弱火にしてお好みの焼き加減に調整。厚みによりますが、レアなら片面追加30秒、ミディアムなら1分ほどが目安です。

焼き終えたら、アルミホイルに包んで2〜3分休ませるのがポイント。肉汁が落ち着き、ナイフを入れた瞬間から違いがわかります。

3. お召し上がり方 〜素材の味をじっくり堪能〜
まずはそのまま一口。飛騨牛本来の甘みと香り、舌の上でとろける食感をご堪能ください。

その後はお好みで、
・わさび+塩
・柚子胡椒+醤油
・ガーリックチップ+岩塩など、
引き算の調味で“味変”を楽しむのもおすすめです。

ワインや日本酒はもちろん、炊きたてご飯との相性も抜群。飛騨牛のステーキは、どんな食卓にも至福の時間をもたらします。

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【焼肉編】
1. 準備 〜焼肉の美味しさは、段取りで決まる〜

飛騨牛の焼肉用カットは、焼きすぎ厳禁。だからこそ、調理の30〜60分前に冷蔵庫から出して常温に戻すのが基本。これだけで仕上がりが格段に変わります。

味付けはシンプルに、まずは塩だけで一口がおすすめ。焼き肉のタレは、飛騨牛の香りや脂の甘みを感じたあとに、お好みで軽く添えてください。

野菜やご飯、キムチなどの付け合わせも一緒に準備しておくと、焼きたてを逃さず楽しめます。

2. 焼き方 〜焼く瞬間が、最もおいしい〜
鉄板や焼き網は、煙が出る直前までしっかり加熱し、牛脂を軽くひいて準備。飛騨牛はサシが多いため、中火〜強火で短時間が鉄則です。

厚めのカットなら片面30秒〜1分ずつ、薄めのカットなら片面10秒程度で十分。あまり触らず、片面が焼けたら一度だけ裏返すのがベストです。

焼きすぎると脂が抜けて硬くなるため、「少しレアかな?」くらいで火から下ろすのが◎。

3. お召し上がり方 〜“香り”と“とろける食感”を楽しむ〜
まずは焼きたてを、何もつけずにそのまま一口。飛騨牛特有の甘みと、とろける舌触りを感じたら、次はわさび+塩、柚子胡椒、にんにく醤油など、味変でどうぞ。

白いごはんとの相性はもちろん、赤ワイン、ビール、炭酸割りの焼酎などとも抜群です。

味を変えながら少しずつ焼いて食べる、この“ちょっとずつの贅沢”こそが、飛騨牛焼肉の醍醐味です。

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【ローストビーフ編】
1. 準備 〜祝いたくなる肉には、手間を惜しまない〜

ローストビーフ用の塊肉は、1〜2時間前に冷蔵庫から出して常温に戻すのが基本。火入れを均一にするための、最も重要なひと手間です。

調味はシンプルに、塩・黒胡椒・にんにく・オリーブオイルを擦り込み、10分ほどなじませておきます。お好みでローズマリーやタイムを添えると、香りに奥行きが生まれます。

※オーブンを使用する場合は、事前に120〜140℃で予熱しておきましょう。

2. 火入れ 〜極上のロゼ色に仕上げる〜
■ オーブン仕上げ(おすすめ)
フライパンで表面すべてにしっかり焼き色をつけます(各面30〜60秒ずつ)

予熱したオーブンに入れ、120℃で中心温度55〜58℃になるまで加熱(500gで約30〜40分)

焼き上がったらすぐにアルミホイルで包み、20分以上休ませる。この「余熱時間」で中心にゆっくり火が入り、しっとりとした仕上がりに。

■ フライパン+余熱調理(手軽派)
蓋をして極弱火で10〜15分加熱し、火を止めたらホイルで包んで休ませるだけでも、驚くほど柔らかに仕上がります。

温度計を使うと確実です(レア:55℃、ミディアム:60℃目安)。

3. お召し上がり方 〜切った瞬間が、ごちそうの始まり〜
ナイフを入れると現れる、艶やかなロゼ色。
繊維を断つように薄くスライスし、盛りつけるだけで一皿が主役に。

そのままはもちろん、以下のようなソースとも相性抜群です。
・グレイビーソース+レフォール(西洋わさび)
・バルサミコ&醤油ソース
・にんにくポン酢
・塩+オリーブオイル+レモン汁

パンと合わせて“ローストビーフサンド”、ご飯にのせて“ローストビーフ丼”もおすすめ。
“おうちレストラン”が一気に完成します。

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【グリル編】
1. 準備 〜火と香りにまかせる、上質な時間〜

飛騨牛は焼く30〜60分前に常温に戻すのがポイント。分厚いステーキや塊肉でも、内外の温度差をなくすことで均一な焼き上がりとしっとり感が得られます。

表面の水気をキッチンペーパーでふき取り、粗塩・黒胡椒・オリーブオイルで下味を。シンプルな味付けこそ、飛騨牛の甘みとコクが引き立ちます。

スパイスやハーブ(ローズマリー、タイム)を添えてマリネしておくと、香り高く仕上がります。

2. 焼き方 〜香ばしさとしっとり感の両立〜
グリル(魚焼きグリル・オーブンのグリルモード・アウトドアグリル)をあらかじめ高温に予熱します。

■ 焼き加減の目安(ステーキ or 厚切り肉)
高温で表面を一気に焼き固める(片面1分〜1分半)その後、中〜弱火でじっくり火を通す(片面1〜2分)

焼き上がったらアルミホイルに包み、5〜10分休ませる→ 余熱で中心までじわっと火が入り、肉汁を閉じ込めた仕上がりに。

※塊肉の場合は中心温度55〜60℃を目安に、低温でじっくり焼くのがコツです。

■ グリル網を使う場合は:
・くっつき防止にオイルを塗っておく
・脂が落ちる構造のものを使うと香ばしさが増します

3. お召し上がり方 〜香りと余韻に包まれるひととき〜
焼きたてを、まずは塩だけで一口。グリルならではの香ばしさと、飛騨牛のとろける脂が口いっぱいに広がります。

味変で楽しむなら、
・粒マスタード+はちみつ
・黒胡椒+赤ワインソース
・柚子胡椒+オリーブオイル
・ガーリックソース or バター醤油

焼き野菜やグリルポテトと一緒に盛れば、見た目もごちそう級の一皿に。屋内外を問わず、ゆったりと火を楽しみながら味わう、贅沢な時間を演出します。

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【しゃぶしゃぶ編】
1. 準備 〜湯気の向こうに、ごちそうの予感〜

しゃぶしゃぶ用の飛騨牛は薄さゆえに火が通りやすいため、必ず室温に戻してから調理を。冷たいまま入れると、肉が縮み、旨みも逃げやすくなります。

鍋に使う出汁は水に昆布1枚。シンプルだからこそ、飛騨牛の上品な旨みが際立ちます。
野菜は火の通りやすいものから準備を(白菜・ねぎ・豆腐・春菊・しいたけ・くずきりなど)。

ポン酢・ごまだれの2種をご用意すると、味の変化も楽しめます。

2. 火入れ 〜しゃぶ、しゃぶ、がベストタイミング〜
鍋の出汁がふつふつ沸く直前(80~90℃)になったら準備完了。そこに、飛騨牛を1枚ずつ、箸でゆっくりくぐらせるようにしゃぶしゃぶします。

目安は色が変わるまで、ほんの5秒程度。長く煮すぎるとせっかくの食感が失われてしまうので、火加減と時間は丁寧に。

お肉を入れる前に野菜をさっと煮ておくと、スープに自然な甘みが加わり、より一層美味しくなります。

3. お召し上がり方 〜一枚の余韻を味わう贅沢〜
まずはポン酢でさっぱりと。次はごまだれでコク深く。どちらもお肉の魅力を引き立てる、名脇役です。

そして、意外と美味しいのが「塩+レモン」や「柚子胡椒」などの“通好みの食べ方”。お好みの薬味を見つけるのも、しゃぶしゃぶの楽しみです。

締めには、旨みたっぷりの出汁でうどん or 雑炊を。最後の一口まで、飛騨牛の余韻をご堪能ください。

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【すき焼き編】
1. 準備 〜最高の舞台を整える〜

飛騨牛のすき焼き肉は、冷蔵庫から30分ほど前に出して常温に戻しておくのが基本。繊細なサシが口どけよく仕上がり、肉の旨みを最大限に引き出します。

野菜や豆腐、しらたきなどの具材はしっかり水気を切っておくと、割り下の味がぼやけません。割り下は「醤油:みりん:酒=1:1:1」+砂糖少々が基本。甘さはお好みで調整を。

2. 焼き方 〜まずは一枚、じっくりと〜
すき焼きの醍醐味は「最初の一枚」にあります。
熱した鍋に牛脂をひき、飛騨牛を1枚だけ広げて焼くことで、鍋に香りと旨味が移ります。焼けたら割り下を少量加え、肉にからめて召し上がれ。

※この「一枚焼き」は、肉の繊細な味をじっくり堪能できる通の楽しみ方です。

その後は、割り下を加えて他の具材を投入し、煮ながらいただきます。
肉は煮すぎ厳禁。色が変わった瞬間が食べ頃です。

3. お召し上がり方 〜卵にくぐらせ、とろける幸せ〜
溶き卵にくぐらせて味わうのが、すき焼きの王道。飛騨牛の甘みと卵のまろやかさが合わさって、まさに至福のひと口に。

お肉の次は、しらたきや焼き豆腐、ねぎなどの旨み吸収部隊で割り下をじっくり楽しみましょう。割り下が煮詰まってきたら、水や酒で軽く調整すると最後まで美味しくいただけます。

締めは、ご飯に残り汁をかけて“すき焼き丼”に。もしくはうどんを入れて“すき焼きうどん”もおすすめです。

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【BBQ編】
1. 準備 〜自然の中で、とびきりのごちそうを〜

飛騨牛は冷蔵庫から出して30〜60分、常温に戻してから調理しましょう。屋外では気温差があるので、保冷バッグから出してしっかり空気に触れさせるのがコツ。

カット済みの焼肉用でも、塊肉やステーキカットを用意すれば、BBQ感が一気にアップ。
味付けはシンプルに塩・こしょうのみで持参し、焼きながら“味変”するのがおすすめです。

保冷材・トング・調味料・温度計など、準備も万全に。

2. 焼き方 〜火と対話しながら焼く、贅沢な時間〜
■ 炭火の場合
炭は強火ゾーン・中火ゾーン・保温ゾーンの3つに分けると、焼き加減の調整がしやすくなります。

表面は強火ゾーンで香ばしく焼き目を、焼きすぎないように中火ゾーンで火をじんわり中まで通す。焼けたら保温ゾーンで肉汁を落ち着かせる

この“火加減のコントロール”が、美味しさの秘訣です。

■ 鉄板やグリルの場合
あらかじめ鉄板をしっかり予熱してから焼き始めましょう。脂の多い部位はフレア(炎上)に注意して、焦がさずふんわりと。

厚切りステーキや塊肉は、焼き目をつけたらアルミホイルで包んで余熱調理すると、しっとりジューシーに。

3. お召し上がり方 〜焼きたてを頬張る、これ以上の幸せはない〜
まずはそのまま一口。大自然の中で味わう飛騨牛は、まさに“ごちそうそのもの”。

その後は、
・粗塩+レモン
・わさび醤油
・バーベキューソース
・ガーリックチップ&岩塩
など、お好みで味を変えて、飽きずに楽しめます。

〆には、焼きおにぎりや飛騨牛の肉巻きおにぎりもおすすめ。飛騨牛が主役のBBQは、大人も子どもも笑顔になる、最高のごちそう時間です。

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